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06/06 : フィリピン・セブの旅2  「バリカサグ・ドロップオフ」

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椰子の木に囲まれたアロナビーチのホテルやバンガロー。白砂のビーチは美しい。

上の写真は、ボートでバリカサグ島に向かう途中で撮ったアロナビーチ。なぜ、バリカサグに行くことになったかというと、アロナの海はものすご~い遠浅で、行けども行けども、水中は藻ばっかで飽きてしまったからです。
(でもじつはアロナビーチは、150mほど沖に行くとリーフエッジになり、そこは珊瑚びっちりのドロップオフになっているということを最近になって知りました…残念~笑)

「アロナにずっといてもつまらないなぁ。バリカサグに行こうかなぁ」と思って、朝ご飯を食べた後ビーチを歩いていると、「もっときれいな珊瑚が見れる島があるけど、行きませんか。船で渡しますよ」と島渡しのお兄さんが近づいてきました。

1日3000円のところを2日間で5000円(1日目、船でバリカサグに連れて行ってもらったら、感動のあまり、スノーケリングから帰ってきてすぐに「明日もまた行きたいからおマケして」と言って、2日間で5000円にしてもらったのです。安い~!)に交渉して契約は成立。待ち合わせ時間を決めて、お兄さんは帰っていきまた。

島渡しのお兄さんは、自分の船を所有しているわけではなく、知り合いから小さな船を借り出してきたようでした。片手にエンジン用の燃料をもち、もう一方に自分で食べるランチをぶら下げて、彼は待ち合わせ場所に現れました。

船は両側に横転防止用のサイドバーがついているものの、行きは潮の流れに逆らって進むため、私たちよりずっと高い大きな波を乗り越えるときには、船はその度にジャンプ。
ビッグサンダーマウンテンなど比べ物にならないほどの、スリルを楽しめました…(笑)。その恐怖は予定調和ではなく、常に死と直結していましたから…。

船をつかむ手にびっしょりと汗をかいたころ
およそ30分でバリカサグ島に到着。
ようやく生きた心地がしました~(笑)。
ふう~っ!!

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バリカサグ島には、島の人々が暮らしている。ビーチ沿いに島を1周歩くと40~50分くらいかかった。

1日目はバリカサグ島唯一のホテル「バリカサグ・リゾート」沖のドロップオフ「フィッシュ・サンクチュアリ」に直接案内されました。
ここは本当に最高の海です。
セイシェルに続く、2度目のスノーケリングでバリカサグのドロップオフを体験したことが、その後の私の年1回のスノーケリング・ライフを決めたといってもいいでしょう…。

島渡しのお兄さんは、干潮の時間を計算して、私たちをドロップオフポイントまで連れて行ってくれたようです。ポイントに到着したとき、ちょうど水面にリーフエッジが顔を出しているところでした。
さっそくマスクとスノーケルをつけ、リーフエッジからドロップオフをのぞいて見ました。

……

言葉にならなかった。
真っ青な空間。
透き通る青は、光の届く量により
底に向かって
沖に向かって
その濃さを増していった。
水に溶いた絵の具が
濃紺から透明な水色へと
無限に色がにじんでいくように
光のグラデーションが
青の海中に広がっていた。

宇宙を漂っていた。
水の存在をまったく忘れていた。
かすなかな波に揺られながら
水面を浮遊していた。

青の世界にからだが溶け込んでいく。
頭からすべての思考が消えていく。

ふと、われに返る。
ドロップオフの底のほうに
ダイバーが泳いでいた。
丸いシャボンをはきながら。
泡は、ゆつくりゆっくり
壁に沿って空へとのぼっていった。

ドロップオフの壁には、赤や黄、青、紫、白…の色鮮やかな珊瑚が見られました。サカナたちも壁に沿い、さまざまな色で競演していました。ギンガメアジの群れもやってきて、少しもぐれば、群れの中で一緒に泳ぐこともできます。

ドロップオフまではリゾート前のビーチから100mくらいあるので、干潮時はリーフエッジ内の珊瑚でからだを傷つけないようにすること、珊瑚をフィンで蹴らないこと、そして行き帰りを泳ぎきる体力を温存しておくことも必要になります。

リーフエッジ内でも、色とりどりの珊瑚やサカナたちを十分に楽しめます。しかし、浅瀬でのスノーケリングなら、エッジ内よりもむしろ、リゾートから海に向かって左側の水中の斜面がなだらかな場所のほうが、水深2~3mのところに大小さまざまな珊瑚の根が点在するので、より楽しめるでしょう。

2日目は、ドロップオフの島の反対側ビーチから、左回りでドロップオフまで、潮の流れに沿って、2~3時間かけてスノーケリングしました。島渡しのお兄さんが案内してくれたのです。

彼は、私たちがスノーケリングしいてる間ずっと、船の上から見守りながら、次々とスポットを案内してくれました。珊瑚はリゾート前に近づくにつれ発達していき、やがてリーフを形成していき、その終点がリーフエッジのドロップオフだったのです。

バリカサグ島での2日間は、本当に素晴らしいものでした。
アロナビーチ滞在、最後の夜。
レストランでの食事を終えてホテルに戻る途中、
島渡しのお兄さんにばったりと出会いました。

彼は手にお酒を持ち、近づいてきて、「これは俺たちが作ったお酒なんだ。一杯どうだい?」とすすめました。赤ワインのような、フルーティな味がして、美味しいとはいえないけれど、でも飲めなくもない味でした。

アロナビーチでのスノーケリングの旅は、海も、人も、食べ物も本当に最高でした。もしまだ、あのときのゆったりとした時間と、親切な人たち、美味しい食事、美しい海、それから安い物価(笑)…が残っているのなら、ぜひまた訪ねたい場所のひとつです。

じつはフィリピンの旅は、写真がほとんど残っていません。水中カメラを持っていくのを忘れ、陸上用カメラも調子が悪くてフィルムが2本も写っていませんでした。バリカサグの美しい海を写真でお見せできなくて、本当に残念です。

(次は、いよいよ日本編。まずは小笠原のドルフィンスイムから)
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06/04 : フィリピン・セブの旅1 「バリカサグは最高!」

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ボホール島と橋でつながるパングラオ島南端にあるアロナビーチ。穏やかで遠浅のやさしい海。

1996年、会社を辞めたあと(やめるまでの心の葛藤、その後の魂の癒しの旅はカテゴリー「魂の旅」に続々アップ予定です)の11月、10年間つとめた自分へのご褒美(笑)として、フィリピンのアロナビーチ&バリカサグ島にスノーケリングに行きました。

この旅行も本当によかった。
アロナビーチは物価がとっても安いし、
レストランの料理も美味しいし、
治安も抜群にいいし、
そして何よりバリカサグの海が最高でした。
(写真はアロナビーチ)

アロナビーチ&バリカサグ島へは、まず成田からフィリピンエアの直行便でセブへ。セブで1泊(タンブリ・ビーチ・クラブ)し、翌朝、セブ港から高速艇に1時間30分ほど乗り、ボホール島のタグビララン港へ。そこから今度はタクシーに乗り換え、橋でつながっているパングラオ島へ。

その南端にアロナビーチはあります。
アロナビーチでは「アロナ・キュー・ホワイト・リゾート」というコテージタイプの宿に3泊。帰りはまったく逆のルートをたどり、セブに1泊して成田へと向かいました。

当時、日本からアロナビーチへのツアーはなく、またネットも発達していませんでしたので、すべての手配は「地球の歩き方」を見ながら、FAXと電話を使って自分でしなければなりませんでした。

「フィリピンは治安が悪いから危険だよ」と言われていたため、セブやタグビラランではずっと緊張してビクビクしながら過ごしていました。しかし、アロナビーチは同じフィリピンでもまったく違う世界でした。天国のようようにゆっくりと時間が流れていました。

白砂のビーチは1kmほどつづき、ヤシの木が生い茂り、その間を縫うように10軒くらいのホテルが点在し、さらにレストランも何件かありました。もともと欧米のダイバーたちが集まるビーチのためか、日本人の旅行者は他に1人しかいませんでした。

各ホテルやバンガローは、高級リゾートのように完全には分断されていないので、それぞれの間を自由に行き来できます。そしてホテルには基本的に食事が付かないので、ビーチに点在するホテルのレストランやバー、単独のレストラン、売店+屋台のような店(?)を日替わりで味わうことができます。

レストランは、中華系とヨーロッパ系とフィリピン系が混在し、それぞれ個性があって、その安さにはビックリ。好きなだけ料理を頼んで、ビールを飲んでも、2人で日本円にして2000円もあればお釣りがきます(たぶん…)。

しかも、どのレストランもオープンエアで雰囲気がよく、料理も日本人好みの美味しさ! サイフをまったく気にしないで、好きなものを好きなだけ食べられるので、気が大きくなってしまい、ついつい余分に頼んで食べすぎてしまいました(笑)。

お昼ご飯は、売店で取りました。
売店は屋台が合体したような形で、パンを買って食べることもできるし、焼きそばやラーメンなどの簡単な料理を作ってもらったり、ビールを飲むこともできます。ちなみに、焼きそばやラーメンは日本のインスタント食品で、袋から麺とスープを出し、それを目の前で調理してくれるのです(笑)。

また、アロナビーチでのコーヒーとは、インスタントコーヒーのことです。レストランでコーヒーを注文しても、インスタントが出てきたのにはびっくりしましたけれど…(笑)。

(次回は、バリカサグ島でのスノーケリング三昧記)


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